海賊戦隊ゴーカイジャー 第12話 「極付派手侍」
前回の様子を見る限り、負傷と言っても「痛い、痛い」と言う程度で殿下は結構元気な様子。
根性はともかく、銃で撃たれてあの程度なんだから普通に頑丈なんですね。
ここでザンギャックの立場になって考えれば、万全な状態のデラツイエガー&バリゾーグを再度送り込んで一気に決着(ケリ)をつけようというそんな状況。
それも殿下が「まともであれば」の話ですが。
なんせ殿下は殿下でも一部のファンから「バカス・ギル」という愛称までたまわっているお方。
またぞろ「ゴーカイジャーの最期を見届けてやる」と最前線に出かねないあたりが非常に頭が痛いところです。
もしここで殿下が倒されでもたら、いきなり残り1クールの修羅場&終盤という流れになりかねないというのに。
しかもダマラスにしてもインサーンにしても根が意外にいい人なものだから、ちゃんと殿下の顔を立てることを忘れない。だから今更殿下の暴走を止めるということもできなさそうだし。
(こう見ると意外と仲がいいんだよな。ザンギャックの幹部以下の連中って……)
となれば、いきなり殿下が本星に帰ることがコトを一番穏便に済ます方法なんだけれど、
いくらなんでもそこまで根性無しじゃないだろう。(笑)
それはともかく、今週の目玉はジョーと
前回ジョーとバリゾーグが対決したわけだけれど、その時のバリゾーグの扱いというのはかなりハードでしたしね。
普通洗脳というならば、本来の人格と過去の記憶を消し、その上に別の人格を植え付けるというのが通例。
しかし、バリゾーグの扱いはそれよりも悲惨。
なんせ「シドなど知らン」というそばから、殿下にとうとうと「シドを改造したのだ」と解説されているのだから。
これは現在の人格が本来の人格の上に施された鍍金(メッキ)だと面と向かって断言されたようなもの。
仮初の人格。
仮初の借り物の人格。
歴史を持たず、拠るべきモノを持たず、言われたことを粛々と実行するのみの薄っぺらなソフトウェア。
そして何より、
改造された末の偽りの姿だと語られてもなお、
全く感情が動いていないあたり救いようがない。
はたしてこの戦闘サーボーグと化したシド先輩(=バリゾーグ)にジョーはどう向き合うのか。
どのように割り切るのか。
海賊戦隊ゴーカイジャー
前回に続いての後編「極付派手侍」
派手にいってみましょうか!!
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