感想記

1. 2011/02/27(日) 09:58:43|
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レジェンド大戦で失われた力を受け継いだ第35のスーパー戦隊ゴーカイジャー。
オープニングで「とんでもない奴ら」と言われている通り、微妙なところでツッコミどころ満載（！）なのがとても素敵です。
特にゴーカイガレオン。
高さ22.0m、幅21.0m、長さ46.3m（以上公式サイト参照）の中に他の全長20m級の4体のメカを全て搭載……は置いておいて、その他に戦闘時のコクピットや機関室、居住区まで確保してあるというのがすごいです。
巨大メカ内部に「居住区」まであるってそんな無茶、
「トラベリオン(from マジレンジャー)」でもやっていないでしょ。
というか、あのゆとりあるミーティングルームですでに10m四方はありますよ。
もしゴーカイガレオンのおもちゃを買ってもらった子供が、

「ゴーカイジャーはどこで寝ているの？」

と質問したら親がどういう風に答えるのか心配でなりません。
（追記 公式サイトによると「特殊な次元圧縮により」格納されているようです。勉強不足ですみません）
いや、おもちゃでも居住区は確保されているのか？（だったら本当にものすごいですが）
もし仮にそれをかろうじて確保できたにしても、緊急に巨大戦に突入した場合、それが終わったら内部グチャグチャだろととても心配になります。（それはそれで超時空要塞的なネタにもなりますが）
そしてそして、
さらに心配になるのは、ゴーカイオーがパワーアップした場合の第６のメカの格納先。
ここらへんの問題解決はどうなるのか今から興味がわきます。
突っ込みたいとワクワクします。

さて今回は「ハカセ」ことドン・ドッゴイヤーのお話。
オープニングをはじめ変身後もその挙動不審さから注目を浴びている今作品最大の問題児。
その原因はその性格によるものと思われますが、今回その性格が見事改善されるでしょうか。
私的には性格が改善されても、挙動はそのままでいて欲しいと願いつつ今回の海賊戦隊ゴーカイジャー、

第３話 ｢勇気を魔法に変えて ～マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ～｣、豪快に行ってみましょうか！


しかしＣＭでも叫びまくりですな～、関智一さん。

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いきなり戦闘
前回のナビィの占いがあまりにも大雑把だったので、今回は自分のあてずっぽうをあてにするゴーカイジャー。
しかもそのことをナビィが非難すると「おまえのせいだろ」と言う。
いけませんな～、ヒーローがそんなことでは。（笑）
しかしそこにザンギャックの戦艦が出現。
これは待ち伏せ？
「やっぱり、ザンギャックを怒らせたからだよ」
とハカセが言うと、そこにザンギャックの攻撃。これは追い打ち？
「よくも邪魔を！ なぜ我々の作戦が分かった！？」
いえいえ、普通の遭遇戦でした。（笑）
そして戦闘突入。見事敵を追い詰めるのですが……

「遊びは終わりだ！」
出ました！ 宇宙帝国ザンギャックの決め台詞！！
これが下士官クラスならもろ死亡フラグですが、
行動隊長ともなれば格が違います。
「仲良く吹っ飛べ！」の叫びとともに、インザーンに強化改造してもらった「灼熱融合炉」がさく裂！
開発技官の面目躍如です。

犬も歩けば……
結局、「犬も歩けば棒に当たる的」な戦いだった今回の戦闘。
（この場合帝国と海賊どちらが犬かはわかりませんが）
しかし、殿下は御立腹の様子。
せっかく世界中の火山を噴火させて苦しめる作戦だったのにね。
しかも現場からの報告を鵜呑みにして、「作戦を邪魔された」と思い込んでいる様子。
それでも作戦の続行が可能だという報告に対し、今度は「奴に海賊どもを消せと伝えろ」とまで言う始末。
まったく、このアホ殿下は。（笑）
さらに
「作戦が変わりますが、よろしいのですか？」にも
「かまわんさ！」と言います。←かまえよ！（全国の大きな視聴者たちの声）

魔法を忘れた、魔法使いだ
仲間とはぐれたマーベラス＆ハカセの目の前に元マジレッドの魁が現れます。
そのいでたちは魔法使い御用達の黒いローブ。
「今の君たちの力ではお宝を見つけることはできない。まだ力の半分も使いこなせていない」と言います。
そして変身せずに捕まえれば「その意味」を教えるとまで言います。

無茶な赤、そして緑は……
「変身せずに」に釘を刺しておきながら自分は魔法の力で妨害する魁。
その力の前に怖気づくハカセに対し、マーベラスがとことん突っ切っていきます。
ここらへんは気性の違いもありますが、興味半分のハカセと約束を果たすことを心に誓ったマーベラスとの差ということでしょう。
しかし、ようやく最後まで追いついたところでマーベラスに邪魔が入りピンチの状態。
このとき初めてハカセは勇気を振り絞って「仲間を助けるために」障害をクリアします。


３話目にして進化した姿
「スーパー戦隊34の力を全て引き出せた時宇宙最大のお宝が手に入る」
その言葉通りとなるかはともかく、「抹殺だ！」と叫ぶ行動隊長サラマンダムを魔法で縛り上げ、袋叩きにして勝利するゴーカイジャー。
しかしその後の巨大化戦。敵もただでは転ばない。
「進化した姿を見せてやれ！」という号令とともに、下士官は戦闘機に変形襲いかかってくる。
そこにマジレンジャーの大いなる力発動！
マジゴーカイオーに変形完了
そのパワーで敵を見事に倒しました。


ということで今回はハカセ成長話だったのですが、
その一方、
殿下の誤解から帝国と海賊の亀裂が決定的になるというお話でした。
しかも、そのまま作戦を遂行すれば半ば成功していたモノをみすみすフイにするという無能ぶり。
あまりの馬鹿さ加減に逆に癒されますよ。
まあ、これは傍目で見てのお話で、実際身近にいたらイラッとくるでしょう。
さてさてこのような愉快な殿下の元、その後始末に追われるダマラスたちの
明日はどっちだ！

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