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感想記

パズル、ゲーム(最近は電源不要系)、アニメ、ごくまれに思い出したように特撮、その他のもろもろの感想をつらつらと書いています。

思考実験 「『傲慢』という必要悪について」

  1. 2014/10/25(土) 19:47:58|
  2. 思考実験
「自分が1番」ということは「傲慢」である。
しかし日本人は「謙虚」であるべきで、そういう傲慢さは捨てるべき。


そういう文章を見て、
それはそれであたりだけど、そういう「理想論」だけで片が付くほど世の中甘くないんじゃない?
という直観からツイートした文書のまとめ。

まあ共感を得ることはないかもしれないけど、落書きみたいなものだと生暖かく見逃してくれれば幸いです。(苦笑)



「自分が1番」と言うこと自体を単純に「傲慢」と言うなら、「傲慢」自体は必要悪。
「1番」であるべき者が「1番」であること自体は何の不思議もない。
むしろ全員が「1番」と宣言すること恥とし、「全員が2番以下であることが当たり前である」ことの方がよっぽど危険な状態。

なぜなら「全員が2番以下である」ということは、全員が1番になりえるという状態だからだ。
ここでミソなのは「全員が」1番になりえるということ。
これは1番がいないというだけではない。
ここで1番が不在であることを当たり前とするならば、当然1番以外で最上位である2番も否定すること。
つまり2位、3位すら不在。
全員同順位という状態。

結局全員が「謙遜」して譲り合い、偽りの平等を作り出す。
それはそれで理想の形なのだろうが、当然そのコミュニティの中でも「1番」を欲するものが出てくる。

そしてここも重要なのだが、この場で1番を欲する者は実力の有無と全く関係なく発生し、さらに問題なのは1位を欲する者は「コミュニティの意思を完全に無視する存在である」ということ
(でなければ1番を欲することなどあり得ない)

そしてここで発生した異分子である「1番」を浄化する方法も存在しない。
何故なら前述のように全員を同位とするなら、その異分子と他のメンバーは同格であるから行動に制限を加えることができないからだ。
その結果「1番」を名乗る異分子の暴走を許すことになる。

暴走を止めることができない。
「謙遜」により暴走する異分子を抑制するすべを失う。
文字通り自縄自縛に陥るのだ。


以上のことから、平時において「1番であること」の「傲慢」の存在はある程度許容すべきだと考えている。

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